2010年08月04日
料金が安いのが原因では?
先日いつものマーケティングのミーティングが終わって帰りかけたときに
「会社に出てこれなくなってしまった社員がいるのですがどうしたらよいですか」
と問われ、こう答えてました。
「すいませんが、僕はその問題の専門家ではありません」
と。
「それは心の病気でしょう。病気には医療が必要です。生き死ににかかわる問題でありプロフェッショナルが存在する領域です。素人がおいそれと口を出すべき領域ではないと思います。」
「もちろん僕なりの経験則はありますが、やっぱり素人です。それでも僕の意見をお聞きになりたければお話しますが・・」
「本当に重要な問題と考えて、いちはやく専門家に相談されることをおすすめします」
とお伝えしました。
無責任なことは言えませんからね。
私の家内は10年以上専門家に師事して勉強し、現在はカウンセラーとして相談を受ける以外にも後進の指導にも当たっています。そんな家内に、いろいろなケースについて考えを聞くとまったく僕の考えていたアプローチとは異なることが多いのです。また、その対処法というのは論理的に納得の行くものばかりです。積み上げられた技術体系があります。
人生経験が豊富であれば、心の問題を解決することができるわけではありませんし、ましてや稼ぐのがうまいこととはまったくリンクしません。
でも、企業の中でも家庭の中でも、まったく技術的な背景とは別のところで年長者や役職者がその対応をしています。
きわめて重要な問題を、素人が、しかも過信に満ちた素人が、行ったらどうなるでしょう。
もっとたちが悪いのはちょっと聞きかじったぐらいのテクニックを披露しようとするにわかカウンセラーです。
技術というのは効力があるから薬と一緒で変に使うとかえってマイナスにもなります。
そういう意味で不十分な知識というのはかえって危険です。
そういえば、最近船井名誉顧問が『似非カウンセラーよ退散せよ』という新刊を出しておられましたね。
確かに経営コンサルタントにも同様のことがいえます。
僕はこの仕事を20年くらい行ってきて100業種以上のクライアントから料金をいただいてアドバイスをしてきました。もちろん、すべてが成功ではなく少なからず失敗も経験してきました。特別優秀なわけでもないと思いますが、本気の現場を数多く経験しているということについては自信があります。
お金もらってアドバイスするのと、ただでお話しするのはまったく意味がちがいます。
それでも、クライアントから「〇〇さん(友人・知人)にはこういわれたのですが・・・」
というようなことを言われることがあります。
この〇〇さんというのは、最近売れてるお店の方だったり、友人知人がたくさんいる人だったり、もっとひどいのは有名な会社を取材したことがある人だったり・・
本当にびっくりします。
薬もカウンセラーもコンサルタントも道具であり問題解決の手段です。
どんどんよい道具が作られていくと同時に使い手の腕も試されてきますね。
「会社に出てこれなくなってしまった社員がいるのですがどうしたらよいですか」
と問われ、こう答えてました。
「すいませんが、僕はその問題の専門家ではありません」
と。
「それは心の病気でしょう。病気には医療が必要です。生き死ににかかわる問題でありプロフェッショナルが存在する領域です。素人がおいそれと口を出すべき領域ではないと思います。」
「もちろん僕なりの経験則はありますが、やっぱり素人です。それでも僕の意見をお聞きになりたければお話しますが・・」
「本当に重要な問題と考えて、いちはやく専門家に相談されることをおすすめします」
とお伝えしました。
無責任なことは言えませんからね。
私の家内は10年以上専門家に師事して勉強し、現在はカウンセラーとして相談を受ける以外にも後進の指導にも当たっています。そんな家内に、いろいろなケースについて考えを聞くとまったく僕の考えていたアプローチとは異なることが多いのです。また、その対処法というのは論理的に納得の行くものばかりです。積み上げられた技術体系があります。
人生経験が豊富であれば、心の問題を解決することができるわけではありませんし、ましてや稼ぐのがうまいこととはまったくリンクしません。
でも、企業の中でも家庭の中でも、まったく技術的な背景とは別のところで年長者や役職者がその対応をしています。
きわめて重要な問題を、素人が、しかも過信に満ちた素人が、行ったらどうなるでしょう。
もっとたちが悪いのはちょっと聞きかじったぐらいのテクニックを披露しようとするにわかカウンセラーです。
技術というのは効力があるから薬と一緒で変に使うとかえってマイナスにもなります。
そういう意味で不十分な知識というのはかえって危険です。
そういえば、最近船井名誉顧問が『似非カウンセラーよ退散せよ』という新刊を出しておられましたね。
確かに経営コンサルタントにも同様のことがいえます。
僕はこの仕事を20年くらい行ってきて100業種以上のクライアントから料金をいただいてアドバイスをしてきました。もちろん、すべてが成功ではなく少なからず失敗も経験してきました。特別優秀なわけでもないと思いますが、本気の現場を数多く経験しているということについては自信があります。
お金もらってアドバイスするのと、ただでお話しするのはまったく意味がちがいます。
それでも、クライアントから「〇〇さん(友人・知人)にはこういわれたのですが・・・」
というようなことを言われることがあります。
この〇〇さんというのは、最近売れてるお店の方だったり、友人知人がたくさんいる人だったり、もっとひどいのは有名な会社を取材したことがある人だったり・・
本当にびっくりします。
薬もカウンセラーもコンサルタントも道具であり問題解決の手段です。
どんどんよい道具が作られていくと同時に使い手の腕も試されてきますね。
Posted by なるほど! at 10:06│Comments(0)
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