2012年07月09日
南富良野にて
『 かなやま湖 ログホテル LARCH 』http://www.larch.jp/
南富良野観光協会の小林茂雄さん
大学時代にスノーボードを教えてくれた懐かしい先輩と久しぶりの再会。
卒業後すぐに南富良野町幾寅に移住し、ビーバーカヌーを創設。
一日100円で生活しながらエコツアーやカナディアンカヤックの製造販売を続けてきた筋金入りのエコロジスト。
カナディアンカヤックの魁の一人でありカヌー業界ではしらない人のいない有名人
不思議と卒業後もご縁が会って、かつて小林さんが輸入代理店を勤めていたスターンズのインフレータブルカヌーはnaturumのオススメスター商品で大量に販売させてもらった。
今回は同じく碧雲寮の先輩ファームデザインズの海野さんと、同級生の十勝スロウフードの藤田君を誘って幾寅へ訪問。
海野さんは酪農、藤田君は畜産の世界ではとても有名な人気商品を持つ社長さん。
小林さんが名付け親の素敵過ぎる「ログホテル LARCH」で会食&宿泊
ホテルエントランスに飾られた草花、この花が飾れる施設はすごい、良く教育されている。
居心地の良いホテルのレストランで
インスタント焼きそばが主食だった碧雲寮時代を懐かしみながら
でも、あの頃と変わらない小林さんのおしゃべりを聞きながら赤ワイン。
メインの肉料理は小林さんの計らいでエゾ鹿のステーキ
人を楽しませるということに隙がない
二人の社長と僕は聞き役、1対3で60対40くらい小林さんがしゃべってくれた
犬ぞりツアー、イトウ観察ツアー小林さんが始めたエコツアーの数々、
ホテルの再生や富良野との差別化や集客のこと
補助金の功罪の話になると
「東京国の人が稼いだお金で食わせてもらってます」
東京国!
「うちの町に藤崎君に払えるお金はありません」
めんと向かって言われるのが心地よい
100円生活の小林さんの町興しは無駄金を使わない。
もらえる金はちゃっかり使う。
賢い弱者の天然資源と知恵が頼りの街づくり
53歳にしてこのたび初めて勤め人(観光協会)になったという小林さん。
25年近く南富良野に住み着き会社を興し文化を創り、
この人の町興しは筋金入り、口先だけじゃない。
25年以上も実践し続けてきた自信が伝わってくる。
Posted by なるほど! at 22:30│Comments(0)