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経営コンサルタント藤崎泰造 域内連携による商品開発販促支援承ります
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店長情報

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プロフィール
なるほど!
藤崎泰造
<職業>
■株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント 
■得意業種:it地域活性化、6次産業化、農商工連携時の販売促進 
■得意技術:連携促進、商品力改善、広報、販路開拓、ネット通販、販売促進、
■重点課題:
①微生物資材を活用した地域内循環型農業の6次産業化、その販路拡大と販売促進。
②市民主体の町興し活動支援。町興しLLP創出による地域ブログポータルサイト運営、人材交流促進、商品開発支援、販路拡大支援、集客促進

<略歴>
■1965年 千葉県出身
■帯広畜産大学畜産環境学科環境保全学研究室卒業
■大手メーカーにて、消費財ルートセールスを3年経験後転職
■船井総合研究所にて
20代~:日本で最初の釣具業界経営コンサルタントとしてルアーブームに関わる
30代前半:100業種あまりの販売促進に関わる
30代中半:全国各地で地域密着型販売促進勉強会を主催する
30代後半:永年の小売業支援で得たノウハウをインターネット通販に応用し、多数の一番店ネットショップ創出の支援で成功事例をつくる。一方で、沖縄てぃーだブログから始まった、地域密着型ブログポータルサイト事業を全国に広げる。
震災関連:福島、宮城、岩手の被災企業の支援にあたる。岩手県大船渡市では、大船渡屋台村有限責任事業組合を創出し、大船渡屋台村をオープンさせる。




オーナーへメッセージ

2008年10月31日

『公益の祖 本間光丘』に学ぶ

『公益の祖 本間光丘』

「 かきつばた、水にも影を分けて咲く 」

公益の祖として誉れ高い酒田本間家3代目当主 本間光丘の句です。

小作農3000軒を抱え、庄内地域の総合商社として日本有数の富を誇った本間家では、その利益の4分の3を公益に供し、4分の1を家に残しました。

植林をし地域を砂から守り、藩財政の再建を私費を投じて行い、備蓄を行い飢饉の難から領民を守ったそうです。

まさにこの一句にその思想の根本が集約されているように思えて、強く胸を揺さぶられます。


気が利くとは気がつくの上に成り立っている言葉だと思うのです。

そして観察力こそが世のため人のために尽くすための基本的素養ではないでしょうか。

事実、一代で何かの分野で日本一の商いを起こされた方々は本当に気のつく人ばかりです。

今お金持ちであっても地位が高くとも気づかない人は直ぐに衰退するようにも思えます。


「金は金をうみ、徳は得をうむ」これもまた本間様の言葉です。

大きなエネルギーを持った人が、気づく知恵を身につけると大きな働きにつながり良い商品サービスを生み出すのでしょう。

結果としてそれが評価を招き富を産む。その富を分け与えることでまたエネルギーが大きくなる。

そんな循環があるような気がします。  

Posted by なるほど! at 11:59Comments(0)企業経営と公益