OH!ナルホド! 

経営コンサルタント藤崎泰造 域内連携による商品開発販促支援承ります
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店長情報

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プロフィール
なるほど!
藤崎泰造
<職業>
■株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント 
■得意業種:it地域活性化、6次産業化、農商工連携時の販売促進 
■得意技術:連携促進、商品力改善、広報、販路開拓、ネット通販、販売促進、
■重点課題:
①微生物資材を活用した地域内循環型農業の6次産業化、その販路拡大と販売促進。
②市民主体の町興し活動支援。町興しLLP創出による地域ブログポータルサイト運営、人材交流促進、商品開発支援、販路拡大支援、集客促進

<略歴>
■1965年 千葉県出身
■帯広畜産大学畜産環境学科環境保全学研究室卒業
■大手メーカーにて、消費財ルートセールスを3年経験後転職
■船井総合研究所にて
20代~:日本で最初の釣具業界経営コンサルタントとしてルアーブームに関わる
30代前半:100業種あまりの販売促進に関わる
30代中半:全国各地で地域密着型販売促進勉強会を主催する
30代後半:永年の小売業支援で得たノウハウをインターネット通販に応用し、多数の一番店ネットショップ創出の支援で成功事例をつくる。一方で、沖縄てぃーだブログから始まった、地域密着型ブログポータルサイト事業を全国に広げる。
震災関連:福島、宮城、岩手の被災企業の支援にあたる。岩手県大船渡市では、大船渡屋台村有限責任事業組合を創出し、大船渡屋台村をオープンさせる。




オーナーへメッセージ

2013年07月23日

予告「北海道ナイト」 Mario i Sentieri

■日時:7月26(金)27(土) 18:30~

■場所:Mario i sentieri  東京都港区西麻布 4-1-10コンフォリア西麻布

■内容:FarmDesigns海野社長厳選の道東食材によるディナーとFarmDesigns新作スウィーツ ワイン含む

■料金:15000円

■予約:リンク先ホームページより http://mario-frittoli.com/


テレビでおなじみのイタリアンシェフ マリオフリットリ氏×FarmDesignsのコラボイベントです。


今回のためだけに厳選された道東の海山の幸


とても贅沢なイベントです


まだ若干席があるようですので美味しいものがお好きな方はぜひどうぞ




北海道浜中町は、日本一の昆布の産地であり日本一の牛乳が取れるところ


その共通点はミネラルにあります


北海道の農業といえばジャガイモやとうもろこしが連想されますが、


ここ浜中町は見渡す限りの牧草地の広がる酪農地帯


町内にはラムサール条約にも登録されている水鳥の楽園 霧多布湿原があります


その名のとおり、夏には霧が多く、冬は地面が凍ってしまう寒冷地


畑作不適地で酪農しか成り立たない場所


けれどもこの夏の霧こそが美味しいmilkをつくります


涼しいのが好きなホルスタインには霧自体が最適な夏の日よけとなり、


大地にはたっぷりと海のミネラルが供されます


夏も涼しく気持ちのいい浜中で、ミネラルたっぷりな牧草をむしゃむしゃと


しかもFarmDesignsは放牧だから食べては昼寝し散歩する生活


ストレスゼロ牛のmilk


そりゃうまかろう!


実際今年のフーッデックスJAPANでご当地牛乳として最高金賞もいただいた紛れもない日本一の牛乳です


ふだんは浜中町の本店でしかいただくことの出来ないFarmDesigns milk


この機会に是非どうぞ


『厚岸産牡蛎とFarmDesigns milkのチャウダー』


そりゃうまいだろう!


他にも新作スウィーツもあるらしいし・・



と、いうことで僕も27(土)にはよせていただくつもり・・・・



これは行かなくちゃ!


  

2013年03月15日

ファームデザインズミルク 最高金賞受賞!

ファームデザインズミルクが大舞台で日本最高の表彰を頂きました!!


北海道厚岸郡浜中町で酪農を営む海野牧場の牛乳が


FOODEX JAPAN 2013 ご当地牛乳「最高金賞」「こだわり審査賞」「デザイン審査賞」の3賞受賞です。




低音殺菌&ノンホモという加工方法はもちろん



牛の餌作り=牧草と、ストレスレスな肥育環境にこそこの牛乳の秘密があります



50ヘクタールの牧草地にわずか35頭 なんと一頭あたり1.4ヘクタール!



ストレスレスな環境で100%自家栽培の牧草で育てることに挑戦し



まさに冒険的な挑戦をしてこられた成果である牛乳



それが今回評価されたのです。



ブラボー!


って感じでしょうね


ところで、この牛乳!


と~~~っても、希少です!


なんと北海道厚岸郡浜中町の海野牧場にあるファームデザインズ本店レストランでしか飲めません!





ちなみに、我家(大阪府吹田市)からは片道7時間の行程です!!


あきれるほどに遠い!


ただし、一度浜中へたどり着けばそこは桃源郷!



ファームデザインズ本店ではこの最高金賞牛乳が300円飲み放題!





さらに道東は真に北海道のネイチャーが体験できるところ


「牛」「鹿」はもちろん「丹頂鶴」「エトピリカ」「ひぐま」「イトウ」・・・・


カヤックでのリバーツーリング、シーカヤッッキング、犬ぞり、海岸線を乗馬などのアクティブツアー体験も!






さらに海には、美味いのが盛りだくさん!


昆布生産量日本一の浜中の海にはアザラシが!ラッコが!毛ガニが!花咲ガニが!


厚岸の牡蠣が!



釣り好きならばゴールデンウィークに、

そうでない人は夏休みに!

今年の連休は道東旅行で決まり!




  

2013年02月17日

三越伊勢丹大阪店 ファームデザインズ催事出店中



※グルマンなお友達を誘って催事売場襲撃!情熱うどん讃州の久保社長と、奥でニコニコしているのが海野社長



北海道浜中町のファームデザインズ(海野社長)三越伊勢丹大阪店に催事出店中!




大阪近郊の皆さん、本物の牧場スイーツをこの機会に是非どうぞ。



北海道厚岸郡浜中町の牧場内で手作りされたチーズケーキが待ってます。



たくさんの美味しいといわれるチーズケーキがある大阪ですが、



きっとファームデザインズのチーズケーキは喜んでいただけることでしょう。



とてもシンプルで飾り気のない素材本意の牧場メイドチーズケーキ。







都会の洗練されたパティシエの作品とは一線を画すシンプルそのもの。



本物の牛乳を造るためにあらゆる工夫がなされているからこそ、シンプルなチーズケーキで愉しんでほしいのです。



低音殺菌でノンホモであることはもちろん、海野さんの牧場では牛をストレスから解放し安全な自家栽培の餌で肥育することにこだわりを持っています。



牧草の自給率100%を達成するために、かつて120頭いた牛の数を35頭にまで減らし一頭あたりの牧場面積を広げています。



農業経営の効率化は単位面積あたりの収益増に比例するわけですから、地価の高い日本農業では非効率経営への挑戦ともいえます。



しかし、あえてそれに挑戦しているのです。







冬の長い北海道浜中では放牧に要する牧草地の面積は1ヘクタール/牛1頭が標準といわれますが海野牧場は50ヘクタール35頭、1頭あたり1.4ヘクタールとても贅沢な環境で牛たちはのんびりと好きなだけ草を食み自由気ままに暮らしています。









人間でも病気の原因の多くはストレスですが、牛でも同じです。



ストレスなく安全安心かつ鮮度のよい牧草で育った牛たちのミルクはそもそも美味しい!のです。



そして海野牧場で生まれたミルクは、同じ敷地内にある有限会社ファームデザインズの加工場でチーズケーキに生まれ変わるのです。もちろん、低音殺菌かつノンホモジナイズドで牛乳本来の姿のまま。






素材の違いはどんな加工技術とも別次元の美味しさを提供してくれるはずです。



だからこそ農家が加工すれば何でも美味しいというわけではないのです。



ファーマーズマーケットに並んでいる野菜がすべて美味しいわけではないのと同様に、



すべての牧場の乳製品が等しく美味しいわけではないのです。




牧場の○○、○○牧場・・というのをよく見かけますが、どんな牧場なのかが問題です。




健康な飼育環境で育ったものが本来のミルクの味であるはず。




健康なミルクを作るために経済的な非効率を超えた挑戦があって初めて本物の牧場メイドのスイーツが生まれています。



それは地域的な環境特性、土壌、飼育形態、ミルクの加工方法・・・すべての条件においての挑戦です。




本当にストレスフリーな環境で生まれたミルクを最良の方法で加工した本物素材のスイーツとはどんな味がするのか








今回の三越伊勢丹大阪店の催事出店は2013年2月25日(月)までです。



地下二階のお菓子売り場へ是非どうぞ!



そして自らの舌でご確認ください。



貴方の経験したチーズケーキの何番目にランクインするかは、貴方の経験と嗜好によるものです。



ただ明確に言えることは、このチーズケーキが本物のチーズケーキであるということです。











  

2012年12月04日

Farm Design ガイアの夜明け放送楽しみですが・・





前にもお知らせしましたが、


今晩(2012年12月4日)22時~ガイアの夜明けで



お客様であり畜大碧雲寮の先輩海野泰裕さん経営の酪農業(牧場)



『Faram Designs』が六次産業化に取り組む先進事例として取り上げられます。



番組では北海道の東の果ての牧場のチーズケーキが、








タイの首都バンコクでバンバン売れている様子がクローズアップされるのではないかとおもいます。



なんだかすごい商売人の酪農家がいるなあ・・と、思われる方もいるのではないかとおもいます。



まあ、それも事実なのですが、



何せ牧場主の海野さんは大阪市西成区の生まれ、ご実家は喫茶店を営んでいたそうです。



大学時代には、カナダにログビルディングの勉強をしに留学したくらいですから、



代々農家の育ちとはだいぶ違うでしょう。



でも、なぜFarmdesignsの乳製品がそんなに売れているのか?



その答えは、商品力であり、「美味しさ」こそが根本なのです



もちろんデザインセンスもなかなかのものです。



でも、お菓子ですから、やっぱり味が一番大事、見た目がどんなに面白くても味が悪ければリピーターはつきません。



そしてその味を決めるものはMILK!



MILKの味を決めるものは・・



『浜中の環境』



『ストレスレスな放牧』



『自給率100%を目指す自給飼料』



『プロバイオティクス』



『衛生的な搾乳環境』



『ノンホモ&低温殺菌』



  ・・・などの農業技術そのものであるはずです。



番組をご覧になって興味をもたれ、一度北海道のFarmdesignsを尋ねてみたいなあと思ったら、



ぜひご連絡ください。



ご案内しましょう!



とっても素敵なところです。



ちなみに今晩の放送も、浜中では映りません・・・。


さて家に帰って海野さんのかわりに拝見するとしましょう。



  

2012年11月28日

12月4日(火)ガイアの夜明け!『Farm Designs』

12月4日(火) ガイアの夜明け放送! 『 Farm Designs 』 


番組予告HP:http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/index.html


お客様のTV番組出演を紹介させていただきます。


北海道厚岸郡浜中町の酪農家 海野泰彦さんが経営する「FarmDesigns」の6次産業化への取り組みが


日経スペシャル『ガイアの夜明け』で取り上げられます。


どうぞご覧ください。


テーマとしては6次産業化とくに海外への展開について大きく取り上げられるようです。


海野さんが育てた牛のMILKは、いまタイのバンコクで人気絶頂のスイーツに!・・


きっと、びっくりしていただけとおもいます。


ところで、海野さんに僕が始めてお会いしたのはもう30年近く前のこと。


帯広畜産大学碧雲寮の3階南ブロック


僕一年生、海野さん4年生という「神様と奴隷」の関係。


久しくお目にかかっていなかった海野さんが、ネットで僕を発見され、


「お前そんなことしてるなら、うちのこと手伝えよ!」


で、


「はい、もちろん」


というわけでお手伝いさせていただくことに。


しかし、これがまた僕の興味とどんぴしゃ一致しているので


Farm Designsという有限会社をブランド化し太いチャネルを作り、


それを核に浜中町の活性化の仕事が出来るのではないかと・・


イロイロ仕込ませていただいているわけです。


浜中町は、ナショナルトラスト運動で有名な霧多布湿原がある道東の酪農地帯です。





特産は、牛乳と日本一の出荷量を誇る昆布、同じ郡内の厚岸は牡蠣で有名な場所です。


断崖にはエトピリカが飛び、見下ろせばラッコやアザラシが泳ぎまわり


湿原には丹頂鶴が舞います


そして牧草地に遊ぶエゾシカをディアハンター氏がライフル片手にランクルで追い掛け回しています。



牧草地を流れる泥底の川にはイトウが潜み、川原伝いにヒグマが歩きます。


とても、普通の場所とはいえません。


・・たまらん、


鼻血がでそう。


素敵すぎる「日本のスコットランド」と呼んでる方もいるようです






しかし、遠い


大阪の我が家からは片道7時間かかります。


あまりに遠すぎてあの素敵な場所で僕は遊ぶ時間が作れません。


今回僕の出演はありませんが、番組をご覧になっていただければ、


藤崎は遊びに行っているのではないということがお分かりいただけると思います。





  

2012年05月20日

Farm Designsファームデザインズのカッコイイ酪農

Farm Designs が標榜するのはカッコイイ酪農



ところは北海道厚岸郡浜中町熊牛基線107、釧路と根室の間、霧多布湿原の近く。




日本一の昆布産地である浜中町の海は豊潤そのもの。




ケルプの森にラッコやアザラシが戯れ、花咲ガニ、北海縞エビなどの美味い生き物で海はあふれている。



この豊かな海のミネラルが潮風に運ばれて浜中の牧場の牛乳はどこよりも甘くなるといわれている。



潮風があたると甘くなるというのは、喜界島のマンゴー農家や、沖縄の塩パインなどでもたびたび聞いた。



実際ここ浜中町のミルクは、その甘味が評価されハーゲンダッツのアイスクリーム用に出荷されている。



あのハーゲンダッツのさらっとした甘味が霧多布のミネラル由来だったとは知らなかった。



そして、すぐお隣の厚岸郡厚岸町はいわずと知れた海のミルク牡蠣の町!


牡蠣ガラで島ができたというあの厚岸!


つまり、ここは陸のミルクと海のミルクが両方日本一レベル!という非常に美味しい町なのだ。



Farm Designsは、そんな浜中町の牧場地帯に忽然と、何の前触れもなく現れる。





ほんとに何の前触れもなく。



ちょうど昨日、熊が渡るのが目撃された国道沿いの牧草地の一角に突然ある。









お洒落な概観の背景には、真っ青な空と牧草の緑、そして放牧のホルスタイン達。



一番人気はノンホモ牛乳たっぷりのソフトクリーム。





ほかにも白いプリン、、チーズケーキやクッキーなどのスイーツはみな、自家製牛乳が原料だ。





レストランカフェとなっている店内でシアトルスタイルのエスプレッソとともにいただくことも出来るし、イタリアン主体のお食事メニューも充実している。





素材のもとの土作りからこだわった牧場直営だから味が良いのは当然として、見た目もイイのがFarm Designsたるところ。





建物も、内装しつらえも、パンフレットも、ロゴマークも実はすべてオーナーの海野さん自らデザイン!



酪農家がPC使ってデザイン描いてる姿・・・ほんとにびっくり!!



しかもシェフまで牧場主自身!



いつの間に着替えたのかオーナー海野さん自身が白い制服着て厨房に立っている。





牛のえさやりもお産も、パスタをゆでるのも、ステーキ焼くのも同じ方の、同じ腕で・・・・


新しいことが始められるのは、なんでも自分で出来る人、


いわゆる6次産業化を成功させるにはこういう何でも自分で出来る人でなければね。



いまでこそカフェも繁盛、百貨店催事は引っ張りだこ、果てはタイのバンコクに5店舗も展開!という人気ブランドになったFarm Designsも最初はもちろんきつかったらしい。



そうとうイカレテル!地元の誰もがそうおもっていたらしい。


一番最初店に入ってくれたのは地元の人、でも何も注文せず「こんな店駄目だ・・・・」と一言告げてでていったんだとか。


同じ酪農家が、自分に照らして考えたときそんなことできるわけ無い!そう考えちゃったのでしょうね。


でもいまやカフェのお客様は70%以上が地元客。


しっかり地元に愛されるお店に育っている。


女子中高生の姿も多い、きっとみんな大切におもっているんだろうなあ。



地元の青年に日常的に夢を与えて、すごいなあ、かなりカッコイイ!



しかし、まだまだ理想には遠い、もっとカッコよくしたい



で、”お前ちょっと来て手伝え”と。


もちろん!


お手伝いしますとも!


農業に対する考え方が基本的に一致しているのでお話を聞いていても非常に楽しいですね


なにより実はこのオーナー海野さん、大学の先輩。


帯広畜産大学壁雲寮1年生のときの4年生、同じフロアー3階南ブロック!!


生涯続く3Sの先輩後輩関係なのでした。


これからいろいろさせていただきましょう。


実に楽しみです。


<Farm Designs>

所在:北海道厚岸郡浜中町熊牛基線107
TEL:0153-64-2310
営業時間:11:00~20:00(ラストオーダー)
定休日:木曜
駐車場:充分有り







  

2011年07月11日

事故責任と自己責任

一社の愚かな行為に端を発して、

生肉食の文化が消えようとしています。


研究室の同期生の藤田恵君は、「牛とろ屋」という生肉販売専門店を営んでいます。

北海道十勝清水町のボーンフリーファームという非常に素晴らしい牧場の牛を使った、「牛トロフレーク」という商品です。

楽天市場の肉ジャンルで一番になったり、テレビ、雑誌などでずいぶん取り上げられている人気商品ですのでご存知の方も多いと思います。

http://www.gyutoro.com/

この、ボーンフリーファームは神戸出身の牧場主斉藤さんが半生を注いで作り上げてきた本物のオーガニック牧場です。

30年も前から、大衆の意識とはかけ離れたレベルで、健康な牛を育てる、ことに信念を持って取り組んでこられました。

いまでこそ人気商品となりましたが、まだオーガニックの牛作りが世間に認められなかった時、牧場は経営難に陥り多くの牛を手放すことも経験しました。

人には言えない苦労もたくさんされたようですが、それらを健康な牛を育てる信念で持って乗り越えてこられたのです。

そうして作り上げられ、人気商品となり、十勝の名物としても育ってきた「牛トロフレーク」が販売できなくなるかもしれないのです。


これまで毎日、日本中でたくさんの人が、生肉を食して来ました。

でも、一社で起こった事故に端を発して、生肉食は悪であり、全てを日本からなくさんと言う議論に発展しようとしています。

ちなみに、牛とろ屋では毎週自主的に保健所による衛星試験をうけてきました。


なぜ、ひとつの事故をもって全てを規制しようとするのか、僕には理解できません。

これはこれ、それはそれと安全なものとそうでない物を選別するというのが面倒くさいのでしょうか?

いや、人間の生命にかかわることなので万一があってもならないというのでしょうか?

個人が勝手に生食して死んだらどうなるのでしょう。

それは、自己責任なのでしょうか。


海や川で釣りをしても誰にも怒られないけれど、毎年生みの遭難事故は起こっています。

海や川に比べたらずっと安全そうだけれど、行政が管理する公園の池はたいてい釣り禁止です。

なんだかそれと似たような感じがします。


誰のために禁止にしたいのか、そこが肝心です。

食中毒を減らすことが目的であれば、

飲食店店主に対する徹底も運転免許証の更新時のようにしっかり教育すべきはとうぜんとして。


なによりも、消費者自身に対する教育を徹底すること、それこそ義務教育のカリキュラムに入れるべきでしょう。

これだけ食の不安が叫ばれている現代ですから、食品公害学的な講義が中学校でも小学校でも行うべきでしょう。

たんに、食中毒の責任を回避するのが目的であれば、飲食店での生食の供出を禁止すればいいでしょう。


どこに目的があって、どこにこの議論が落ち着くのか、いま誰がどういう立場で語っているのかしっかり見極めたいと思います。