2009年06月16日
本気でやろうよ。“エコロジーなビジネス”
どこもかしこもエコロジービジネス。
社会が良い方向に前進するのなら異存はないけれど
なんだか違和感を覚えるのも本音のところ。
僕が帯広畜産大学環境学科環境保全学研究室にいた
20年前には卒業後の就職先などまったくなかった。もち
ろん、そんなことは、はなから承知で選んだ道だった。
同窓生もみな純粋だった。当時からマイ箸はあったが無知
で偽善的な行為ではないかとか。山で枯れ枝を拾う行為は
許されるのか?とか学生なりに真剣に議論していた。
ちなみに農業こそが人類最大の環境破壊行為なのだという
認識の下で低環境ダメージ型農業を構築することも研究室の
大きなテーマだった。
循環型社会の一員として一人一人の生活態度や企業運営の
姿勢を改めることが重要なのであって、車の利用を控えるとか、
エアコンできるだけつけずにすむ工夫するとか。ほかの支出を
削ってでも出来るだけ化成肥料を使わない野菜を食べるとか生
き方暮らし方を少しづつ変えていく。
僕と長年お付き合いいただいている支援先の企業の多くは循
環型の社会作りに共感し活動をはじめている。もちろん、エコロ
ジービジネスではなく本業をエコロジーに進めようという意味で。
それが消費者の指示を得るかどうかはわからないけれど、事実
を知ってしまった以上は自らの責任として取り組んでくれています。
流行のエコ&農業ビジネスで儲けて大きな車でゴルフ三昧しまし
ょうなんてことにならなければいいけれど・・・・・・
社会が良い方向に前進するのなら異存はないけれど
なんだか違和感を覚えるのも本音のところ。
僕が帯広畜産大学環境学科環境保全学研究室にいた
20年前には卒業後の就職先などまったくなかった。もち
ろん、そんなことは、はなから承知で選んだ道だった。
同窓生もみな純粋だった。当時からマイ箸はあったが無知
で偽善的な行為ではないかとか。山で枯れ枝を拾う行為は
許されるのか?とか学生なりに真剣に議論していた。
ちなみに農業こそが人類最大の環境破壊行為なのだという
認識の下で低環境ダメージ型農業を構築することも研究室の
大きなテーマだった。
循環型社会の一員として一人一人の生活態度や企業運営の
姿勢を改めることが重要なのであって、車の利用を控えるとか、
エアコンできるだけつけずにすむ工夫するとか。ほかの支出を
削ってでも出来るだけ化成肥料を使わない野菜を食べるとか生
き方暮らし方を少しづつ変えていく。
僕と長年お付き合いいただいている支援先の企業の多くは循
環型の社会作りに共感し活動をはじめている。もちろん、エコロ
ジービジネスではなく本業をエコロジーに進めようという意味で。
それが消費者の指示を得るかどうかはわからないけれど、事実
を知ってしまった以上は自らの責任として取り組んでくれています。
流行のエコ&農業ビジネスで儲けて大きな車でゴルフ三昧しまし
ょうなんてことにならなければいいけれど・・・・・・
2006年09月14日
収穫の秋ですが・・・
9月8日の早朝に撮影した稲刈り間近の田圃です。定年退職後に私の父が全くの無農薬で米作りを始めてもう6年になります。ちょっと面白い写真がとれたので紹介しましょう。
写真に写っている農道の幅は軽トラックが一台通れるほどです。右側が地主さんの田圃で左側が親父の田圃です。農道の右側には全く草が生えていません。除草剤の効果です。見事に一本の草も生えていませんが稲は青々としています。モチロン虫一匹いません。
左側は親父の田圃です。一度も除草剤をまいたことがありません。草ぼうぼうで稲よりも背丈の高い草もあります。
残念ながら今年の稲は全てを収穫することができません。例年地主さんにコンバインで収穫してもらっているのですが、今年は背の高い雑草が多いので機械にひっかかるからという理由で収穫してもらえないのです。70過ぎの親父と二人お手上げです。
二人で草だらけの田圃を眺めていると「朝から親子で稲刈りのご相談ですかー」とジョギングのおじさんが声をかけていきました。幸せな農家に見えたんでしょうね。早朝の谷津田ジョギングは気持ちがよさそうです。でもおじさんに言いたくなっちゃうのです。気をつけて!除草剤をまいた日には走らないようにね・・・。