2010年12月03日
泳がせづり
泳がせ釣り
鮎の友釣りは、なかなか難しい釣りです。
僕は年季だけは結構入っていてもう20年にもなります。
この釣りは餌もルアーも使わない変わった釣りで、
オトリ鮎を天然鮎にけしかけて引っ掛けて釣るのです。
生きたオトリ鮎の鼻に糸を付けて天然鮎の縄張りへと誘導すると、
縄張りを守ろうとする天然鮎がオトリを追い回します。
充分にオトリに近づくと尾ヒレの先の引っ掛け針にひょい!
このオトリ鮎を誘導する技術で釣果が大きく変わってくるのです。
なにせ、生き物ですから強引にすれば直ぐにへたばって川の流れに負けて流されてしまうし、ほったらかしにすると川辺の草に絡まったり、釣れても気がつかないうちに針が外れてしまったり。
・・・まあ難しい釣りですね。
鮎の友釣りは、なかなか難しい釣りです。
僕は年季だけは結構入っていてもう20年にもなります。
この釣りは餌もルアーも使わない変わった釣りで、
オトリ鮎を天然鮎にけしかけて引っ掛けて釣るのです。
生きたオトリ鮎の鼻に糸を付けて天然鮎の縄張りへと誘導すると、
縄張りを守ろうとする天然鮎がオトリを追い回します。
充分にオトリに近づくと尾ヒレの先の引っ掛け針にひょい!
このオトリ鮎を誘導する技術で釣果が大きく変わってくるのです。
なにせ、生き物ですから強引にすれば直ぐにへたばって川の流れに負けて流されてしまうし、ほったらかしにすると川辺の草に絡まったり、釣れても気がつかないうちに針が外れてしまったり。
・・・まあ難しい釣りですね。
長い釣り竿を持って川底を偏光サングラスで透し見ていると、
真っ黒いコケのついた石にギラリギラリとコケを食む天然鮎の姿が見えます。
目標が見えているだけに気が焦ります。
「あそこにオトリが入ればきっと掛かる!」
ところで、このオトリ鮎の誘導の仕方が2種に大別されます。
A:引き釣り:文字通り、オトリ鮎を竿と糸の操作で引っ張るような格好で鮎を目的地へ誘導します。釣竿が川面に平行に寝ているのでそれと解ります。
B:泳がせづり:引き釣りに比べるとオトリ鮎の自由度が高く。目標物に向かって鮎が自分の意思で泳いで行ってくれるように糸が水に入る角度を操作します。直接鮎を引っ張るのではなく糸に掛かる水の付加の方向によって鮎の意思で移動する方向を決めさせるのです。
僕は、この泳がせ釣りという釣り方が好きなのです。
なんだか直接的な感じのする引き釣りはどうも今ひとつ興味が湧きません。
釣果ももちろん大事なのですが、オトリ鮎の操作そのものに没頭してしまいます。
一匹一匹個性があるんです。
手を離すと直ぐにどんどん泳いで行く元気の良いのもいるし、
釣り人の足元でじっとしてなかなか動き出さないもの
泳ぎすぎてどんどんどんどん川上へ行き過ぎてしまうやつ
実は、部下育成について友釣りから学んだことが多いのです。
目標に向けてどこからはじめさせるか
どういうステップが一番その人に向いているか・・・
どこまで支援が必要か・・・
少しは考えられるようになってきたような気がします。
でも、そんな僕のやり方をまどろっこしいものと見る向きもあるようです。
真っ黒いコケのついた石にギラリギラリとコケを食む天然鮎の姿が見えます。
目標が見えているだけに気が焦ります。
「あそこにオトリが入ればきっと掛かる!」
ところで、このオトリ鮎の誘導の仕方が2種に大別されます。
A:引き釣り:文字通り、オトリ鮎を竿と糸の操作で引っ張るような格好で鮎を目的地へ誘導します。釣竿が川面に平行に寝ているのでそれと解ります。
B:泳がせづり:引き釣りに比べるとオトリ鮎の自由度が高く。目標物に向かって鮎が自分の意思で泳いで行ってくれるように糸が水に入る角度を操作します。直接鮎を引っ張るのではなく糸に掛かる水の付加の方向によって鮎の意思で移動する方向を決めさせるのです。
僕は、この泳がせ釣りという釣り方が好きなのです。
なんだか直接的な感じのする引き釣りはどうも今ひとつ興味が湧きません。
釣果ももちろん大事なのですが、オトリ鮎の操作そのものに没頭してしまいます。
一匹一匹個性があるんです。
手を離すと直ぐにどんどん泳いで行く元気の良いのもいるし、
釣り人の足元でじっとしてなかなか動き出さないもの
泳ぎすぎてどんどんどんどん川上へ行き過ぎてしまうやつ
実は、部下育成について友釣りから学んだことが多いのです。
目標に向けてどこからはじめさせるか
どういうステップが一番その人に向いているか・・・
どこまで支援が必要か・・・
少しは考えられるようになってきたような気がします。
でも、そんな僕のやり方をまどろっこしいものと見る向きもあるようです。
Posted by なるほど! at 10:08│Comments(0)