2012年10月22日
傾聴
カウンセラーをしている家内は、毎月2回ほどボランティアで三陸の被災地へ通っている。
仮設住宅の集会所で、被災者の手足をマッサージしたり一緒にお茶菓子をいただいたりしながらお話を聞く。
ただ聞く、傾聴というのだそうだ。
こちらから質問したり話すことを促したりせずに、話したい人には話せる機会を作り話を聞く。
問題を解決するわけではないけれど、話すだけで心はずいぶんとほぐれる。
それは多少なりとも前に進む力を生み出すことにつながるだろう。
たしかに。
ところで、僕は鈍感で、まったくそういうことができないようだ。
おそらく周りの誰もがそのことに気づいているが、
僕一人気づかずにこの年まで過ごしてきたようだ
たとえば心を痛めている人のお話をただ聞くというような部下との関わり方がまったく出来ない。
こうしてああしてと指示することはするのだけれど・・。
今年末も3人の優秀な部下が船井総研を去る。
しかし、この3人の部下と僕は一度たりとも二人きりで酒を飲んだことがない。
自分はしょっちゅうあびるほど呑んで酔い潰れているというのに!
大切な部下に打ち明け話の機会を設けてあげることもしなかった。
これではマネージャー失格だ。
大学4年生のころ
「泰造さんはいいですね。いつも楽しそうで・・」
と後輩女子にいわれた事が妙に記憶に残っている
そしていまも同様のことをたびたび言われる
それは、苦しい時に誰もが発するシグナルだったのかもしれない
褒められているかのように錯覚していた自分の馬鹿さ加減がいやになる。
人の痛みをもう少しわかる大人になりたいですね。
仮設住宅の集会所で、被災者の手足をマッサージしたり一緒にお茶菓子をいただいたりしながらお話を聞く。
ただ聞く、傾聴というのだそうだ。
こちらから質問したり話すことを促したりせずに、話したい人には話せる機会を作り話を聞く。
問題を解決するわけではないけれど、話すだけで心はずいぶんとほぐれる。
それは多少なりとも前に進む力を生み出すことにつながるだろう。
たしかに。
ところで、僕は鈍感で、まったくそういうことができないようだ。
おそらく周りの誰もがそのことに気づいているが、
僕一人気づかずにこの年まで過ごしてきたようだ
たとえば心を痛めている人のお話をただ聞くというような部下との関わり方がまったく出来ない。
こうしてああしてと指示することはするのだけれど・・。
今年末も3人の優秀な部下が船井総研を去る。
しかし、この3人の部下と僕は一度たりとも二人きりで酒を飲んだことがない。
自分はしょっちゅうあびるほど呑んで酔い潰れているというのに!
大切な部下に打ち明け話の機会を設けてあげることもしなかった。
これではマネージャー失格だ。
大学4年生のころ
「泰造さんはいいですね。いつも楽しそうで・・」
と後輩女子にいわれた事が妙に記憶に残っている
そしていまも同様のことをたびたび言われる
それは、苦しい時に誰もが発するシグナルだったのかもしれない
褒められているかのように錯覚していた自分の馬鹿さ加減がいやになる。
人の痛みをもう少しわかる大人になりたいですね。
Posted by なるほど! at 08:06│Comments(0)
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