2009年01月08日
いろいろだよねってことです
昨日の富士山の写真ですが好評でした。
富士山は誰にも雄大で美しい姿を見せてくれます。
富士山は誰にも雄大で美しい姿を見せてくれます。
“金持ち父さんと貧乏父さん“
”勝ち組と負け組み“
”モチベーションが高い人低い人“
”一番とそれ以外“
”メジャーとマイナー“
”正社員と派遣社員“
”特定の宗教とそれ以外“
・ ・・
2つに分けて捉えることが生きずらさを生み出す根本のように思えます。
結局優劣をつけ一方しか認めないという短絡的結論を生みやすいのでしょう。
フェリーで海をわたって実家の父に正月に聞いた話です。
彼によると現在学童の6%が発達障害でありその多くは自閉症であるというのです。
(父は長年自閉症教育の研究をしています)
千葉県で始めて自閉症児が確認されたのが昭和40年。急速に発生率は高まりつづけていますが、原因は何らかの化学物質としか考えられないというのです。
自閉症は脳の器質障害であり、人間関係に大きなストレスを抱えパニックを起こしてしまうのが特徴です。
またすべてが学習障害を伴っているわけではなく、中には知能指数の非常に高い人もありIQ120なんていう方も珍しくないといいます。
天才学者もいます。ちなみにNASAには自閉症の方が多くいるらしいということです。
よって普通のクラスに通うわけですが、先生方が自閉症およびその対処方法を理解されていないことが多くパニックが発生します。
自閉症者はとにかく人間関係にストレスを覚えるのですが先生方は「みんなと同じようにしなくちゃいけません」とやってしまうからです。
これは自閉症者にとっては耐えられない苦痛なのだそうです。
自閉症の人が悪いのではないのです。
その人のありのままが受け入れられない社旗が未熟なのです。
現在は高等学校が大変なことになっているそうです。
いずれ社会人の数%という時代が来ます。
貴重な労働力であり、大切な社会の仲間です。
一つの個性として認め尊重しあって生きていける方法を誰もが身につけなければなりません。
ちょっと飛躍しますが、私はいろいろな社会現象から今はどんどん多様性を認め尊重する思考にならなければ社会が存続できないところに来ているのだと感じるのです。
オンリーワンだから素晴らしいというのではなく、誰もがオンリーワンであることを認め合わなければやっていけないということです。
ところで、地域ブログの一つ一つを見ていくとなんと珍妙でキテレツに見える人が多いことでしょう。
しかしみんなイキイキと文章を書き、否定的なコメントは少なく仲間が生まれます。
ブログコミュニティに集まっている人たちは多様性を認め尊重することに長じた人たちなのかもしれない。
個性が尊重されるとき一人一人は自由を感じるでしょう。
自由を求め自由な社会を作れる人たちがブログコミュニティに集っているのではないかと思うのです。
そういう意味で地域ブログが多様性を認め尊重しあう自由な社会作りに貢献しているとすればそれは素晴らしい必然だと思えるのです。
今年私の経営指導も多様性を尊重するという思想を根本において進めて行こうとおもいます。
Posted by なるほど! at 12:49│Comments(0)
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