2012年07月22日
一緒に笑えるのがいいですね
オーシャンビューホテル丸森、陸前高田から山を越え大船渡の入り口にある
大船渡屋台村有限責任事業組合の理事長及川さん経営の宿。
地震でだいぶ傷んでいるけれど高台のため津波の何は逃れた。
及川さんの自宅は津波直撃で全壊、彼自身はフロント奥に据えた仮説ベット住まい。
僕にとっては、この一年間で最も回数多く泊めていただいたホテル。
すでに宿というよりは、友人の家。
専務(及川社長のお母さん)に”お帰りなさい”と迎えられ、”じゃあまたきます”といっては、毎月通ってきた。
震災で割れた屋根から雨漏りがひどいときは床拭きのお手伝い。
ときどき酔いつぶれてロビーのソファで寝ていたりもする。
日中ロビーにいると、かわるがわる町の人たちが訪れる社交場でもある。
僕もずいぶん知った顔が多くなった。
コンサルタントの先生とクライアントの関係ではまったくない。
実際、契約もない。
しかし、面白い。
不謹慎といわれるかもしれないがこの一年本当に面白かった。
去る7月15日16日(海の日)に、大船渡屋台村主催のライブイベントを行った。
陸前高田の高田高校第二グラウンド仮設住宅集会所、大船渡市長洞仮設住宅集会所、大船渡屋台村お祭り広場面白かった。
アモーレ&G3のステージはいつも面白いけれど今回は特に群を抜いていた。
大船渡屋台村のお祭り広場では、出演者、ボランティア、被災者、屋台店主みんなが踊りまくった。
僕はどうだったのか覚えていないけれど、
いつものようにソファで寝る前に屋台村のステージでも寝ていたらしい。
震災から一年以上がすぎて、すでに被災者と支援者という構造ではなくなってきている。
みんなで一緒に歌って、飲んで、笑いあって、働いて街づくりをしてゆく仲間どうし。
街も仕事もまだまだだけれど、一緒に生活を楽しめる。
大船渡、いい感じになりつつある。
Posted by なるほど! at 14:42│Comments(0)
│大船渡屋台村