2011年07月04日
進歩と進化のギャップ
一ヶ月ほど前から「糖質ゼロ健康法」というのを試している。
簡単に説明すると、糖質(炭水化物から食物繊維を除いたすべて)を一食あたり5グラム以下にすることで、過食を防ぐ仕組み。
糖質と脂質はどちらも人間のエネルギー源になるが、先に糖質が利用され、あまった糖質はいずれ中性脂肪へ変化する。よって糖質の摂取を続ける限り一度ついた脂肪はなかなか消費されない。
さらに、糖質を摂取すると血糖値が上昇し、インシュリンが分泌される。インシュリンは血液中の糖質を筋肉に4時間の間運ぶ、けれども血糖値は3時間で充分に下がるので残りの一時間はインシュリンが働きすぎて低血糖になってしまう。
低血糖は空腹感につながるので3時間おきにおなかが減って朝ごはん、昼ごはん、おやつ、晩御飯という過食のサイクルを生む。
大雑把に書くとこんな内容なのだけれども、お客様に進められて半信半疑で試してみると、これが実によい!結局この一ヶ月で8キロ近く体重は落ちたし、なにより全然きつくない。
考えてみると人類400万年の歴史の中で穀物が常時摂取できるようになったのはわずか5000年ほどのこと、399万5000年間は穀物主体の食事ではなかったわけだ。貝塚から出てくるのはまさに貝殻そして動物の骨。ほぼたんぱく質脂質だ。もちろん糖質豊富な果物も食べていたのだろうけれどこれは季節が限定される。
400万年の生活習慣により進化してきた我々の体は、近年(5000年)の急変に対応できていないのではないか。肉も魚も痛みは早く、原始には保存技術拙かったはずだ。農耕以前に朝昼晩3食の生活があろうはずもない。
生活の進歩に体の進化が追いついていない、それによる生活習慣病なのではないか?
愚かとしか言いようのない原発事故や、戦争やジェノサイド・・・・・・いろんな愚かな行いの根本原因は、社会の進歩にたいして人間の心の進化が追いついていないことによるのではないか。
社会の進歩に人間の進化が心身ともに追いついていない状態、このギャップを埋めるには何万年かかるのか?いや、進歩のスピードのほうが速いのだからギャップは広がるばかり。
では、どうなるのか?
簡単に説明すると、糖質(炭水化物から食物繊維を除いたすべて)を一食あたり5グラム以下にすることで、過食を防ぐ仕組み。
糖質と脂質はどちらも人間のエネルギー源になるが、先に糖質が利用され、あまった糖質はいずれ中性脂肪へ変化する。よって糖質の摂取を続ける限り一度ついた脂肪はなかなか消費されない。
さらに、糖質を摂取すると血糖値が上昇し、インシュリンが分泌される。インシュリンは血液中の糖質を筋肉に4時間の間運ぶ、けれども血糖値は3時間で充分に下がるので残りの一時間はインシュリンが働きすぎて低血糖になってしまう。
低血糖は空腹感につながるので3時間おきにおなかが減って朝ごはん、昼ごはん、おやつ、晩御飯という過食のサイクルを生む。
大雑把に書くとこんな内容なのだけれども、お客様に進められて半信半疑で試してみると、これが実によい!結局この一ヶ月で8キロ近く体重は落ちたし、なにより全然きつくない。
考えてみると人類400万年の歴史の中で穀物が常時摂取できるようになったのはわずか5000年ほどのこと、399万5000年間は穀物主体の食事ではなかったわけだ。貝塚から出てくるのはまさに貝殻そして動物の骨。ほぼたんぱく質脂質だ。もちろん糖質豊富な果物も食べていたのだろうけれどこれは季節が限定される。
400万年の生活習慣により進化してきた我々の体は、近年(5000年)の急変に対応できていないのではないか。肉も魚も痛みは早く、原始には保存技術拙かったはずだ。農耕以前に朝昼晩3食の生活があろうはずもない。
生活の進歩に体の進化が追いついていない、それによる生活習慣病なのではないか?
愚かとしか言いようのない原発事故や、戦争やジェノサイド・・・・・・いろんな愚かな行いの根本原因は、社会の進歩にたいして人間の心の進化が追いついていないことによるのではないか。
社会の進歩に人間の進化が心身ともに追いついていない状態、このギャップを埋めるには何万年かかるのか?いや、進歩のスピードのほうが速いのだからギャップは広がるばかり。
では、どうなるのか?
Posted by なるほど! at 10:15│Comments(0)
│生活の中から学ぶ